隅の居酒屋
4月17日 隅の居酒屋
自宅で寄席をやる時、片隅においたテーブルを「隅の喫茶」と呼んでお茶・菓子など置いている。
親戚が集まるとき、そのテーブルを「隅の居酒屋」と称することになった。(名称をつける必要は無いと思うのだが、母の遊びゴコロで)
ご前中に、「隅の居酒屋」開催が決まったので、私はねじり鉢巻でトイレ掃除。
親戚はうちよりも後に建った新築マンションから来るので、「ああ、美由樹んとこはすぐに汚しちゃって…」なんて思われたくないのである。
(実は友人宅に行って、新築だったのに数年で物置になってしまっているのを見てショックを受けてしまったのだった。
あすはわが身。自分の部屋はぐちゃぐちゃなのですが、人様が見るところはキレーにしなくちゃね!)
そして、叔父が持参してきた「たこわさび」と「こはだの酢漬け」と、叔母が持ってきた「鎌倉ハムのローストビーフ」と、
わが家が用意したシューマイと、冷凍たこやき、吉野家で買った味噌ぶたごぼうの惣菜などを並べて、居酒屋開始である。
2階にあがったら、猫がどこにもいない。
母のベッドの横の椅子にかけてある衣服の裏に避難して、頭をひくーくしていた。
もんのすごい怖がりである。