相容れぬ「愛の讃歌」

今日、「ワイドスクランブル」の山本晋也カントクのコーナーに出演した美輪明宏

岩谷時子作詞の「愛の讃歌」をガチンコ批判。

「あんな、四畳半で舐めまわしてるような歌詞じゃピアフがかわいそう。だからあたくしが訳詩したんです」

と、美輪版の一部を披露していた。


…でもですよ。

美輪さんも岩谷さんも異性不在という気がする。

男を愛する美輪さんと、男を愛さない岩谷さん(岩谷さんはレズではないかもしれないけど
男を愛した事があるという印象が希薄…ただ単に非公開なだけかもしれないけど)なのだから、「愛の讃歌」が相容れないのは仕方ないことなのかもしれない。

しかもエディット・ピアフがこの詩を、亡き恋人に捧げて書いた事を思うと、

愛の讃歌」とは、届くことのない一方的な愛のモノローグなのではないだろうか。

愛の讃歌

愛の讃歌

エディット・ピアフ

エディット・ピアフ